音楽の「現代」が始まったとき : 第二帝政下の音楽家たち
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音楽の「現代」が始まったとき : 第二帝政下の音楽家たち
(中公新書, 938)
中央公論社, 1989.9
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音楽の現代が始まったとき : 第二帝政下の音楽家たち
- Title Transcription
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オンガク ノ「ゲンダイ」ガ ハジマッタ トキ : ダイニ テイセイカ ノ オンガクカ タチ
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Library & Science Information Center, Osaka Prefecture University
NDC8:081.6||114||93810007976069
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Note
参考文献: p291-294
Description and Table of Contents
Description
フランス第二帝政期、それは“偽王”ルイ・ボナパルトの指揮する、いかがわしくも活気に満ちた虚飾の時代であった。成上り者のブルジョワと欲望露わな大衆が共存するパリにあって、芸術は快楽として消費される記号にすぎず、芸術家は大衆により操作されつつ大衆を操作する新しい戦略を余儀なくされる。本書は、胡散臭いパリのざわめきを取り込み増殖させて鳴り響く音楽を、様々なミリューの中で聞きとろうとする野心的試みである。
Table of Contents
- 第1章 第二帝政のミリュー(再版ブリュメール18日と民衆;第2節 ブルヴァールと民衆;第3節 知の売り手と民衆)
- 第2章 音楽のミリュー(劇場のミリュー;音楽教育機関のミリュー;演奏団体のミリュー)
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