張作霖爆殺 : 昭和天皇の統帥

書誌事項

張作霖爆殺 : 昭和天皇の統帥

大江志乃夫著

(中公新書, 942)

中央公論社, 1989.10

タイトル読み

チョウ サクリン バクサツ : ショウワ テンノウ ノ トウスイ

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注記

参照文献:p187〜190

内容説明・目次

内容説明

1928年6月4日、関東軍最高級参謀の河本大作ら急進派がしかけた国際謀略・張作霖爆殺事件は、そのまま連続して柳条湖鉄道爆破事件の開戦謀略につながり、満州事変、日中戦争、アジア・太平洋戦争へと日本の破滅の道の第一歩となった。日本帝国の天皇は統帥大権を保持する大元帥であり、軍は勅命なしの軍事行動は絶対に許されない「天皇の軍隊」であった。それにもかかわらずなぜ軍部は独走したか?天皇の統帥権を検討する。

目次

  • 1 日本の対中国政策と張作霖爆殺事件
  • 2 爆殺事件をめぐる陸軍部内の動向
  • 3 昭和天皇即位前後の情報
  • 4 天皇の内閣不信任
  • 5 天皇の聖域、統帥大権
  • 6 天皇がかけちがえたボタン

「BOOKデータベース」 より

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