現実とその分身 : 錯覚にかんする試論
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書誌事項
現実とその分身 : 錯覚にかんする試論
(叢書・ウニベルシタス, 278)
法政大学出版局, 1989.11
- タイトル別名
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Le réel et son double : essai sur l'illusion
- タイトル読み
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ゲンジツ ト ソノ ブンシン : サッカク ニ カンスル シロン
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内容説明・目次
内容説明
人間が〈錯覚〉によって現実を二重化し、現実にかわる〈分身〉をつくりだす表象作用をギリシア悲劇、形而上学的哲学からロマン主義文学、精神分析学にわたる広大な文化空間において検討し、〈実在の哲学〉の立場から〈錯覚〉と〈分身〉の基本的江造を解明する。
目次
- 1 神託の錯覚—事件とその分身
- 2 形而上学的錯覚—世界とその分身
- 3 心理学的錯覚—人間とその分身(「私とは他者である」;愚かさについて;分身の放棄と自己への回帰)
「BOOKデータベース」 より