書誌事項

カルデロンの芸術

マックス・コメレル [著] ; 岡部仁訳

(叢書・ウニベルシタス, 280)

法政大学出版局, 1989.11

タイトル別名

Beiträge zu einem deutschen Calderon. Bd. 1 : Etwas über die Kunst Calderons

タイトル読み

カルデロン ノ ゲイジュツ

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注記

原著第1巻の翻訳

カルデロン作品解説: p242-252

内容説明・目次

内容説明

ヨーロッパ・バロック文学の頂点として、とりわけベンヤミンのドイツ・バロック演劇論の対象とされたカルデロン文学の本質と魅力、その芸術の精華を謳い、今世紀におけるカルデロン劇復権に資する。

目次

  • 精神生活と芸術手法
  • 補完的比喩
  • 自然国家
  • 宝庫
  • ことのはじまり
  • 洞窟
  • 粗皮をまとって
  • バロックの「見せる」趣向
  • 死のパントマイム
  • 舞台上のアトリエ
  • 内面生活の具象化
  • 魂の戦いとユーモア
  • 百姓と従僕
  • キリシタン新入りの従僕
  • 被造物の権利
  • 運命の圏外
  • 聖者
  • アモールとプシケー
  • 換骨奪胎
  • 舞台の驚異と言葉の驚異
  • 約束ごとの劇
  • 異教説話と夢幻的茶番劇
  • 運命説話の中心に立つ女傑
  • 非女性的‐超女性的
  • 演じられる年代記
  • 高慢と転落
  • 『人生は夢』の哲学的解釈に対する疑問
  • 試練
  • 中世の神秘劇と聖餐神秘劇
  • 『大世界劇場』における普遍
  • 自作世俗劇から聖餐神秘劇への改作
  • 『人生は夢』—世俗劇と宗教劇と
  • カルデロン作品解説

「BOOKデータベース」 より

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