地租改正 : 近代日本への土地改革

書誌事項

地租改正 : 近代日本への土地改革

佐々木寛司著

(中公新書, 949)

中央公論社, 1989.11

タイトル読み

チソ カイセイ : キンダイ ニホン エノ トチ カイカク

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注記

主要参考文献:p208-210

内容説明・目次

内容説明

明治維新の基底をなす地租改正は、民衆ことに農民に対する土地解放であり、新生日本を支える新税制の実施であった。しかし、未だ幕藩時代の支配論理が色濃く残されていた改革案は、年貢引き上げ、土地没収等の浮説を生み、農民に不信と警戒心を抱かせる。だが近代化を急ぐ政府は、その不安感を払拭することなく改革を断行した。大化改新、大閤検地と並ぶ日本史上3大土地改革の1つである地租改正に、その今日的意味を考える。

目次

  • 1 明治のはじまりと土地制度
  • 2 新しい土地制度への模索
  • 3 土地改革の基本理念
  • 4 耕宅地の地租改正
  • 5 山林原野と市街地の地租改正
  • 6 地租改正と農民
  • 7 現代への展望〈地租改正が遺したもの〉

「BOOKデータベース」 より

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