書誌事項

コフート自己心理学セミナー

[コフート述] ; ミリアム・エルソン編

金剛出版, 1989.10-1992.10

  • 1
  • 2 症例編・1
  • 3 症例編・2

タイトル別名

The Kohut seminars on self psychology and psychotherapy with adolescents and young adults

自己心理学セミナー : コフート

タイトル読み

コフート ジコ シンリガク セミナー

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注記

監訳: 伊藤洸

文献: 1: p173-177. 3: p337-341

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784772403245

内容説明

自己愛パーソナリティ障害の概念は、DSM‐3でとりあげられ、またカーンバークとコフートが幼児期の誇大自己の観点から論じ、今日もっとも注目を浴びる理論の一つとなっている。コフートの理論は、被分析者の自己愛の検討から出発した。そして、フロイトが欲動と防衛を重視するのにたいし、二つの極を持った自己なるものを考えた。本書はコフートが行なった講義と討論の記録をまとめたものであり、難しいとされる理論が、わかりやすく述べられ驚くほど平易に説かれている。

目次

  • 第1章 自己愛をめぐっての価値判断
  • 第2章 自己愛と対象愛の分離した発達ライン
  • 第3章 自己評価が形成される早期段階
  • 第4章 共感的環境と誇大自己
  • 第5章 自己評価を調節する心的構造の形成
  • 第6章 賞賛する自己対象と理想化された自己対象
  • 第7章 内在化された価値、理想、目標の獲得
巻冊次

3 症例編・2 ISBN 9784772404051

内容説明

本書は、コフートがシカゴ大学学生メンタルヘルス・クリニックで行なった講義とスーパービジョンをまとめた、彼をめぐる著作の中でもユニークな書である。第3巻では、自己評価、家族からの分離、共感のあり方、行動化の問題等々、同クリニックを訪れた学生たちの具体的な問題をめぐって、“コフート”“症例提示者”“セミナー参加者”の三者が行なったやりとりが克明に描かれている。

目次

  • 第13章 自己評価を確立し、イニシャティブを回復するにあたっての共感の機能
  • 第14章 情緒のこもった経験として傷つきやすさを理解すること
  • 第15章 理想化転移(感謝)と心的構造の形成にあたってのその役割
  • 第16章 行動化を自我の支配下の行動から識別すること
  • 第17章 行動化としての盗作
  • 第18章 自己評価と理想

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN04064893
  • ISBN
    • 4772403248
    • 4772403515
    • 4772404058
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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