近代日本社会調査史

書誌事項

近代日本社会調査史

川合隆男編 ; 川合隆男 [ほか] 共著

慶應通信, 1989.11-1994.9

  • 1
  • 2
  • 3

タイトル別名

The history of social research in modern Japan

タイトル読み

キンダイ ニホン シャカイ チョウサシ

大学図書館所蔵 件 / 250

この図書・雑誌をさがす

注記

註および参考文献: 各章末

雑誌記事目録: 1巻末:『社会雑誌』第1巻第1〜15号(1897-1898),『社会』第1巻第1号〜第3巻第12号(1899-1901),『社会学雑誌』第4巻第1号〜第5巻第3号(1902-1903).

2巻末:『日本社会学院年報』第1〜10年(1914-1923),『社会学研究』第1巻第1〜4号(1925-1926).

3巻末:『社会学雑誌』創刊号〜第77号(1924-1931),『季刊社会学』第1〜4輯(1931-1932),『(年報)社会学』第1〜9輯(1933-1943),『社会学研究(年報)』第1輯(1944),『社会学研究』第1巻第1輯〜第2巻第2輯(1947-1948)

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784766404302

目次

  • 第1章 近代日本社会調査史研究序説
  • 第2章 明治期慣行調査にみる「慣行」と「近代」—民事慣例類集調査と調査者・生田精の思想を中心に
  • 第3章 明治期における産業調査—「農商務通信規則」「農商務統計報告規定」調査を中心に
  • 第4章 明治期東京の教育調査—『維新前東京市私立小学校教育法及維持法取調書』をめぐる社会調査史的考察
  • 第5章 明治前期の災害研究—『地震報告』をめぐって
  • 第6章 「もう一つの社会」の発見—松原岩五郎の都市調査
  • 第7章 横山源之助の『日本之下層社会』と『南米ブラジル案内』
  • 第8章 明治期の住宅調査—近代化の陰画
  • 第9章 植民地調査と後藤新平
  • 付録 『社会雑誌』『社会』『社会学雑誌』の雑誌記事目録
巻冊次

2 ISBN 9784766404906

目次

  • 第1章 リテラシーの普及と「壮丁教育調査」
  • 第2章 「小月小学校外三校学校調査」と三学級二教員制
  • 第3章 社会調査方法史について
  • 第4章 国勢調査の開始
  • 第5章 大正期の民衆余暇・娯楽調査
  • 第6章 大正期の住宅調査
  • 第7章 震災「復興」と「去ルヘキ人」「来ルヘキ人」
  • 第8章 大正期文化財保存をめぐる行政と民家調査
  • 第9章 アチックミューゼアムの誕生
  • 付録 『日本社会学院年報』『社会学研究』の雑誌記事目録
巻冊次

3 ISBN 9784766405743

内容説明

本書は、社会調査活動が理論探究、政策・運動活動とともに同じように重要な相互循環的な活動領域であることを確かめつつ、調査活動を絶えず反省的に検討し、歴史的に再考察していきたいという意図のもとに編集されたものである。

目次

  • 第1章 戦時化・戦中期における失業調査—「失業統計調査」と「失業者生活状態調査」
  • 第2章 イリテラシーと「貧困調査」—リテラシーの普及と社会調査(2)
  • 第3章 大正期の衛生調査—内務省衛生局「農村保健衛生状態実態調査」に関する序論的考察
  • 第4章 昭和戦前期のまちづくりをめぐる調査と実践—同潤会の住宅建設と調査を中心に
  • 第5章 昭和戦前期の住宅調査—住宅調査のセンサス化と脱社会調査化
  • 第6章 「東京市臨時商業調査」と昭和戦前期の中小商業政策:1929‐37
  • 第7章 「川崎市の教育調査」と工業学校設立の提言—戦前日本の学校調査の特質に関する一考察
  • 第8章 「石神調査」と民族誌研究
  • 第9章 第二次世界大戦下「隠された震災」をめぐる調査活動の展開

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ