書誌事項

ヨーロッパ中世の城

野崎直治著

(中公新書, 951)

中央公論社, 1989.12

タイトル読み

ヨーロッパ チュウセイ ノ シロ

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注記

参考文献:p238-240

内容説明・目次

内容説明

ヨーロッパ中世における防備施設としての城は、その建築美や堅固な防備組織が今日多くの関心を集めている。いっぽうで「中世は城塞の時代」といわれ、また「中世の政治は城塞の政治である」とも断定される。本書は城塞を支配の中核として把え、城塞がヨーロッパ中世の法制史や国制史の中で果した役割をその初期から、火薬の発明と火器の使用により15世紀以降、城塞が軍事的機能を喪失するまでの全期間にわたり、多角的に検討する。

目次

  • 序章 中世のヨーロッパ
  • 1 城塞の歴史
  • 2 築城権と城塞を築いた人びと
  • 3 城塞の所有と保有
  • 4 裁判組織
  • 5 城塞と支配・領邦国家
  • 6 城塞と教会・都市
  • 7 開城権
  • 8 城塞知行法
  • 9 城塞の守備と生活、そして城塞時代の閉幕

「BOOKデータベース」 より

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