素足の心理療法
著者
書誌事項
素足の心理療法
みすず書房, 1989.12
- タイトル読み
-
スアシ ノ シンリ リョウホウ
大学図書館所蔵 件 / 全108件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
著者は40年にわたり心理療法家としてその実際と研究に携わってきた。その経験と思念の結晶が本書である。心理療法家にとって重要なことは「おのれの道をおのれで選び、その明かりを照らしてすすむこと」だと著者はのべる。既成の心理療法の主義・技法にとらわれない「素足」の必要な理由である。マニュアルや理論で汲みつくすことのできない個性の内部を感受し、対応するための心の眼のやしない方を、さまざまな局面に即してのべ、療法の基礎である人間の「ふるさと」の原景へアプローチする。
目次
- 沈黙の時間
- 根本原則
- 自灯明
- 共業性
- 施無畏
- 居塵出塵
- 素足であること
- 含羞性
- 畏敬性
- 五体投地
- 雑華荘厳
- 待機性
- 常啼性
- 燃え尽き症候群
- ミケランジェロのモーゼ像
- 文化の異形
- 作務(ムーヴマン)
- 終章(Exodos)—若い心理臨床家へ
- 付録(不在者の浮上—イメージ心理学の基盤;モイラのくびき—必然と自由;白秋から玄冬へ—老人の生と死;詩と革命のはざま—F・ヘルダーリンの病跡への疑問;詩と人間—連句療法の基盤)
「BOOKデータベース」 より