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近藤効果とは何か

芳田奎著

(Frontier science series / 大槻義彦, 森本雅樹編, 028)

丸善, 1990.1

タイトル読み

コンドウ コウカ トワ ナニカ

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注記

文献: p111-112

内容説明・目次

内容説明

今年は近藤効果が発見されてから25年目にあたります。日本が誇る世界的な発見である“近藤理論”とは、では一体どのようなものでしょうか。1930年代以来多くの物理学者を悩ませてきた、磁性合金における電気抵抗極小の問題を見事に解決するとともに、金属電子論の発展に多大の貢献をはたしてきた“近藤効果”について、その発見までの経過をたどりながらやさしく解説。また、その後の数々の展開にまで言及します。

目次

  • はじめに
  • 稀薄合金研究の概観
  • 金属中の伝導電子の振舞い、電場中の伝導電子、電気伝導度
  • 局在スピンによる伝導電子の散乱
  • 交換相互作用の起源
  • 高次摂動による散乱マトリックス
  • 散乱電子の位相変位
  • 局在スピンの基底状態
  • ウィルソンの理論
  • ノジエールの局所的フェルミ液体理論
  • アンダーソン模型から見た近藤効果
  • 近藤系の厳密解
  • 近藤効果の周辺とその後の展開

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN04206546
  • ISBN
    • 4621034405
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 112p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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