記号と夢想 : 演劇と祝祭についての考察
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記号と夢想 : 演劇と祝祭についての考察
(叢書・ウニベルシタス, 301)
法政大学出版局, 1990.7
- タイトル別名
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Les signes et les songes : essai sur le théâtre et la fête
- タイトル読み
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キゴウ ト ムソウ : エンゲキ ト シュクサイ ニツイテ ノ コウサツ
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注記
監修: 岩瀬孝
その他の訳者: 伊藤洋, 沖田吉穂, 梅本洋一
原著 (Éditions du Seuil, 1976) の全訳
内容説明・目次
内容説明
祝祭を、人間が真に自己の生を演劇化する場として位置づけ、各地の多彩な祭りを探訪・調査し、歴史の諸々の現場とくに70年代以降の政治と演劇の動向を検証。アルトー、ブレヒト、ベケット劇等に立ち合い、フロイト、バタイユ、カイヨワ等を援用しつつ〈悲劇—祝祭—演劇〉を結ぶ現代祝祭論を構築する。
目次
- 役者が君主の町(演劇と破綻;アヴィニョンの幟;道化と政治季員;肉体の報復)
- 自分という俳優(マラルメと未来のスペクタル;アルトーはアントナン・アルトーを目撃する)
- 祝祭のイデオロギー(執行猶予つきの死;復数の祝祭;相反するものの同一性;反祝祭;悲劇における零度;欲望への意志)
- 演劇の祝祭性と祝祭の演劇性(悲劇と暴力;聖史劇と社交性;聖なるものの典礼;バロックの盛儀;祝祭と政治)
- 世界を演劇的に再建すること(各自のなかの祝祭の組織者;共存する存在論的必要性;役割の演戯;創造的身振り)
「BOOKデータベース」 より