古代の日本海文化 : 海人文化の伝統と交流
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古代の日本海文化 : 海人文化の伝統と交流
(中公新書, 981)
中央公論社, 1990.7
- タイトル読み
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コダイ ノ ニホンカイ ブンカ : カイジン ブンカ ノ デントウ ト コウリュウ
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内容説明・目次
内容説明
古代の日本海沿岸には、天然の良港・潟湖を拠点に船を操り、沿岸各地や遠く朝鮮半島、沿海州、大陸と日本海ルートで交易を行い、経済力を貯えた海人集団がいた。かれらが築いた文化の伝統と交流の跡は、日本海沿岸各地に見る巨大古墳群、四隅突出型方墳、巨大住居址、玉作り工房跡等のほか内陸にも窺い知れる。本書は、古代の日本海文化の実相と伝統を明らかにし、ひろく東アジア世界の視点に立ち、国際文化交流の跡も検証する。
目次
- 第1章 越と出雲との交流
- 第2章 日本海域の海人文化(海人と洞穴文化;日本海域の航海術)
- 第3章 日本海域の玉作り文化(〓状耳飾の文化;日本海域の玉文化の特性)
- 第4章 渇湖は地域文化の拠点(丹後半島;布勢の水海)
- 第5章 内陸の日本海文化
- 第6章 渤海文化の窓口、日本海
- 第7章 日本海沿岸の霊山信仰
「BOOKデータベース」 より