絵画の領分 : 近代日本比較文化史研究

書誌事項

絵画の領分 : 近代日本比較文化史研究

芳賀徹著

(朝日選書, 412)

朝日新聞社, 1990.10

タイトル読み

カイガ ノ リョウブン : キンダイ ニホン ヒカク ブンカシ ケンキュウ

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注記

参考文献:p636-647

内容説明・目次

内容説明

18世紀の平賀源内や司馬江漢に始まるオランダ系洋風画の系譜は、高橋由一の『鮭』や『花魁』において、一挙に雄渾な迫真美の高みに達した。森鴎外と原田直次郎、夏目漱石と浅井忠、そして岸田劉生まで、近代日本勃興期の絵画と文学の親密な相互作用を、比較文化史の視点から描く。大仏次郎賞受賞。

目次

  • 1 歴史のなかの高橋由一(洋画道の志士;『鮭』と『花魁』の画家;画家と土木県令)
  • 2 画家の留学(森鴎外と原田直次郎;グレーの哀歓—黒田清輝の場合;浅井忠と夏目漱石)
  • 3 夏目漱石—絵画の領分(小説のなかの絵;絵の世界との親交;画人漱石;漱石のブック・デザイン)
  • 4 「切通し」への道(高橋由一と岸田劉生;草土社の周辺—劉生から草田男へ)

「BOOKデータベース」 より

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