書誌事項

北槎聞略 : 大黒屋光太夫ロシア漂流記

桂川甫周著 ; 亀井高孝校訂

(岩波文庫, 33(青)-456-1)

岩波書店, 1990.10

タイトル読み

ホクサ ブンリャク : ダイコクヤ コウダユウ ロシア ヒョウリュウキ

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注記

底本: 亀井高孝校訂本(三秀社, 1937. 増訂版, 吉川弘文館, 1965)

内容説明・目次

内容説明

天明2年12月、駿河沖で遭難した回米船の船頭・大黒屋光太夫と乗組の一行は7か月余漂流の後アムチトカ島にたどり着く。本書は桂川甫周が幕命によって光太夫から聴取した聞書で、約10年に及ぶ漂民体験やロシア帝国の風俗・制度・言語等を驚くべき克明さで記録した第一級の漂流記である。

目次

  • 船号・同夥人名
  • 飄海送還始末
  • 海陸路程
  • 渉歴地名・風土・人物
  • 魯西亜世系
  • 官制〓諸官俸銀
  • 屋室附仏壇・臥榻
  • 浴室・厠
  • 年中行事
  • 物産
  • 言語〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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