イタリア中世の都市社会
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書誌事項
イタリア中世の都市社会
岩波書店, 1990.12
- タイトル読み
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イタリア チュウセイ ノ トシ シャカイ
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内容説明・目次
内容説明
フィレンツェを主とした、中世のイタリアの古文書—公証人の登記簿、都市行政官の会計簿、市民の〈覚書〉—にもとづき、中世末期からのルネサンス初期にかけての市民の政治・経済活動や法意識、女性の財産権などを考察し、都市条例の研究からだけでは捉えきれない、「市民の側から」の生き生きとした中世の都市社会像を描く。
目次
- 1 イタリアの中世都市
- 2 都市の理想と「真の市民」—14世紀フィレンツェにおける市民権
- 3 中世イタリア都市における公証人—民衆の法意識との関連で
- 4 中世後期イタリアにおける都市国家の膨張と市民—ヤコポ・デル・ベーネの会計簿
- 5 14世紀ピサの商業地区サンタ・クリスティーナ教区について—公証人文書による分折
- 6 家と家を結ぶもの—中世末期のイタリアにおける嫁資について
- 7 ある冒険商人の記録—ブオナッコルソ・ピッティの『クロニカ』
「BOOKデータベース」 より