進化論が変わる : ダーウィンをゆるがす分子生物学
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進化論が変わる : ダーウィンをゆるがす分子生物学
(ブルーバックス, B-852)
講談社, 1991.1
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シンカロン ガ カワル : ダーウィン オ ユルガス ブンシ セイブツガク
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Library & Science Information Center, Osaka Prefecture University
NDC8:081.6||113||85210009210719
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Note
参考図書: p234-238, 参考論文: p239-242
Description and Table of Contents
Description
サルがどうしてヒトになったのでしょう?この古くて新しい問いには、まだ答えが出ていません。たとえば自然淘汰にかからない突然変異があったり(木村の中立説)、種の形成に際してのみ急速に進化がすすんだり(断続平衡説)、獲得形質が遺伝するように見えたり(今西説、浅間説)、自然淘汰に代わる棲みわけが観察されたり(今西説)と、進化論はここへ来て百花撩乱なのです。さらに分子生物学からはウイルスが、生物進化に重要な寄与をした可能性さえ、ほのみえているのです…。
Table of Contents
- 第1章 問われるダーウィン(進化とは何か;ダーウィンはこう考えた;総合進化説へ)
- 第2章 現われた新説(中立進化説;断続平衡説;今西進化論;連続共生説;ウイルス進化論;その他の進化論)
- 第3章 論争の焦点(獲得形質は遺伝するか;突然変異はどうして起こるか?;どちらが進化の主役なのか?;進化の単位は何か;進化に方向性はあるか;進化は連続しているか;生存競争は存在するか)
- 第4章 恐竜からヒト遺伝子まで(種はいかにして絶滅したか;人類の進化と日本人の起源;ガン・ウイルスとレトロウイルス;水銀耐性菌の適応;塩基配列が明かすこと)
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