ナチズムと私の生活 : 仙台からの告発

書誌事項

ナチズムと私の生活 : 仙台からの告発

カール・レーヴィット [著] ; 秋間実訳

(叢書・ウニベルシタス, 325)

法政大学出版局, 1990.12

タイトル別名

Mein Leben in Deutschland vor und nach 1933 : ein Bericht

ナチズムと私の生活 : 仙台からの告発

タイトル読み

ナチズム ト ワタクシ ノ セイカツ : センダイ カラ ノ コクハツ

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著者の肖像あり

内容説明・目次

内容説明

ナチの手を逃れて来日、東北大学で5年間教鞭をとった哲学者レーヴィットは、仙台滞在中、青年期からの生活と学問的遍歴を回想し、1933年前後の政治と社会状況、フッセルやハイデガーらの印象、迫害の体験と亡命者たちの動向を、克明に書き残した。貴重な現代史の証言。

目次

  • 戦争と捕虜生活
  • ヒトラー以前および以後のニーチェ
  • 故郷での出迎え
  • 二人のドイツ男性
  • シユテファン・ゲオルゲのサークルと、ナチズムのイデオロギー
  • オスヴァルト・シュペングラーとカール・バルト
  • マルティーン・ハイデガーの時間の哲学
  • ハイデガーの人柄
  • ユダヤ人問題にたいするBの姿勢
  • インフレーションのために無一物になる
  • マールブルクへもどって、大学教員資格を取得する
  • 1933年のドイツ人の「決起」と、マールブルク大学でのわたしの最後の講義
  • イタリア人とドイツ人
  • ローマにおけるナチズムの教授たち
  • ローマのドイツ人亡命者たち
  • ユダヤ人がイタリアから追放される
  • マールブルク大学のユダヤ人またはアーリア人の運命
  • 日本到着
  • 仙台における或るイタリア人閣下と或るドイツ人枢密顧問官
  • 日本にいるドイツ人とのわたしの交際
  • 同時にドイツ人でありユダヤ人である
  • わが思索のあゆみ(1959年)〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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