ミモロジック : 言語的模倣論またはクラテュロスのもとへの旅
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ミモロジック : 言語的模倣論またはクラテュロスのもとへの旅
(叢書記号学的実践, 14)
書肆風の薔薇 , 白馬書房 (発売), 1991.6
- タイトル別名
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Mimologiques : voyage en Cratylie
- タイトル読み
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ミモロジック : ゲンゴテキ モホウロン マタワ クラテュロス ノ モト エノ タビ
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注記
訳: 大越敏男, 大庭克夫, 神郡悦子, 小原弘道, 瀬川純夫, 前川泰子, 松沢和宏, 吉田好克
原著: Seuil, c1976 (Poetique)の翻訳
内容説明・目次
内容説明
ソシュール以後、「言語記号は恣意的である」という命題は異論の余地ないものとして受け入れられている。だが本当にそうなのか?本書では、聖アウグスティヌスと中世のラテン文法家たち、ウォリス、ライプニッツ、ワハターなど17〜18世紀の哲学者・文法家を経て、マラルメ、ヴァレリー、プルースト、さらにクローデル、バシュラール、レーリスなどの多彩な思考が描いた〈言語に関する夢想〉の具体例をふんだんに紹介しつつ、言語記号の有縁性について、音声象徴性について、人工言語、言語起源論へと視野を拡げ、《詩》の創造の核心へと至りつく。
目次
- 1 名の渾名学
- 2 言葉ノ理由ニツイテ
- 3 物ノシルシトナル音
- 4 言語創始者ヘルモゲネス
- 5 模倣的書記法
- 6 絵画と派生
- 7 普遍化された象形文字
- 8 擬音詩学
- 9 白い帽子対白い帽子
- 10 内的屈折
- 11 砂漠の言語
- 12 言語の欠陥に対して
- 13 名の時代
- 14 作動中の書記言語
- 15 signe(記号)/singe(猿真似)
- 16 語の味方
- 17 夢想の性別
- 18 制限された音声的模倣
「BOOKデータベース」 より