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白い航跡

吉村昭著

講談社, 1991.4

タイトル読み

シロイ コウセキ

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注記

参考文献 : 下p256-257

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784062053310

内容説明

日清戦争時、陸軍では戦死・戦傷死者合計の3倍以上の兵が脚気で死亡した。日露戦争では陸軍軍人中戦死者47,000人、脚気患者22,600人、脚気死亡27,800人。しかし海軍では両度とも脚気患者は殆ど皆無であった。日本海軍から脚気を僕滅した初代海軍軍医総監高木兼寛の、不屈の信念と人類愛に貫かれた明治初年の青春を描く。
巻冊次

下 ISBN 9784062053327

内容説明

脚気の原因説を巡り、高木兼寛は陸軍軍医部を代表する森林太郎(鴎外)と宿命的な対決をする。それは学理を重視するドイツ医学を信奉する東京帝国大学医科大学及び陸軍首脳と、患者の治療を重んじ実証主義に徹するイギリス医学に則る海軍首脳との抜き差しならぬ対立でもあった。この対決は日清・日露を経て、両者の死後初めて決着した。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN0640461X
  • ISBN
    • 4062053314
    • 4062053322
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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