柔らかい個人主義の誕生 : 消費社会の美学

書誌事項

柔らかい個人主義の誕生 : 消費社会の美学

山崎正和著

(中公文庫)

中央公論社, 1987.3

タイトル読み

ヤワラカイ コジン シュギ ノ タンジョウ : ショウヒ シャカイ ノ ビガク

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内容説明・目次

内容説明

石油危機で明け、不況と経済摩擦で暮れた過渡期の70年代から、新しい個人主義と,成熟した〈顔の見える大衆社会〉に進む80年代へ。10年毎に大変貌を遂げる日本の同時代史。消費文化論ブームを惹起した、イメージ豊かな日本の現状分析。吉野作造賞受賞。

目次

  • 第1章 おんりい・いえすたでい’70s—ある同時代史の試み(同時代史を書くことの意味;近代化百年の終り;集団化社会の変質;「誰かであるひと」の要求;柔軟な個人主義の萌芽)
  • 第2章 「顔の見える大衆社会」の予兆(脱産業化社会の第2段階;目的探究の社会;「顔の見えない社会」の歴史;消費文化の時代に向けて)
  • 第3章 消費社会の「自我」形成(二つの先入見;消費の概念の昏迷;欲望の構造;消費する自我;大衆の変質;硬い自我の個人主義;柔らかい自我の個人主義;「無常」の時代の消費)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN06456216
  • ISBN
    • 4122014093
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    237p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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