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境界例の臨床

牛島定信著

金剛出版, 1991.7

タイトル読み

キョウカイレイ ノ リンショウ

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注記

参考文献: p283-294

内容説明・目次

内容説明

著者は本書で、境界例の精神病理において、前思春期発達を鍵に新たな境界例像を描いてみせる。それは境界例のより現実に即した理解の可能性を示すとともに、境界例の治療にも新たな局面を要請する。すなわち悲観論におちいりがちなわが国の境界例治療論を超えて、著者は本書において明確に治療の終結を視野に入れた治療論を展開し、自験例の綿密な記述をもとにした具体的な治療指針を示している。

目次

  • 第1章 境界例の概念
  • 第2章 症例—治療経過の検討
  • 第3章 精神力動
  • 第4章 三島由紀夫にみる自殺願望と創造性
  • 第5章 境界例の治療
  • 第6章 長期経過をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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