バフチン以後 : 「ポリフォニー」としての小説

書誌事項

バフチン以後 : 「ポリフォニー」としての小説

デイヴィッド・ロッジ [著] ; 伊藤誓訳

(叢書・ウニベルシタス, 348)

法政大学出版局, 1992.3

タイトル別名

After Bakhtin : essays on fiction and criticism

バフチン以後 : ポリフォニーとしての小説

タイトル読み

バフチン イゴ : 「ポリフォニー」 トシテノ ショウセツ

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注記

原著 (Routledge, 1990) の全訳

内容説明・目次

内容説明

ミハイル・バフチンの発想と方法(ジャンル論、話法論)をG エリオット、ジョイス、ロレンスからクンデラにいたる小説の分析に応用して〈ポリフォニー〉としての小説の可能性を縦横に探る。作品の緻密な〈読み〉によって小説と批評の現状を展望する待望の書。

目次

  • 第1章 今日の小説—理論と実践
  • 第2章 現代小説におけるミメーシスとディエゲーシス
  • 第3章 『ミドルマーチ』と古典的リアリズム小説の概念
  • 第4章 ロレンス、ドストエフスキー、バフチン
  • 第5章 現代小説のダイアローグ
  • 第6章 バフチン以後
  • 第7章 初期ヴィクトリア朝小説における群衆と権力
  • 第8章 構成、分配、配列—ジェイン・オースティンの小説における形式と構造
  • 第9章 曖昧さの芸術—『ポイントンの蒐集品』
  • 第10章 現代的物語叙述における不確定性—「バサースト夫人」を読み解く
  • 第11章 ミラン・クンデラと現代批評における作者概念
  • 第12章 ダブル・バインドで読み悶える
  • 第13章 ひとつのビジネス—アメリカにおける学術批評家

「BOOKデータベース」 より

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