オランダ・ベルギー絵画紀行 : 昔日の巨匠たち

書誌事項

オランダ・ベルギー絵画紀行 : 昔日の巨匠たち

フロマンタン著 ; 高橋裕子訳

(岩波文庫, 赤(32)-579-2-3)

岩波書店, 1992.4-5

タイトル別名

Les maîtres d'autrefois

タイトル読み

オランダ ベルギー カイガ キコウ : セキジツ ノ キョショウ タチ

大学図書館所蔵 件 / 195

注記

底本: Eugène Fromentin, Œuvres complètes, ed. Guy Sagnes (Bibliothèque de la Pléiade, Paris: Gallimard, 1984)

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003257920

内容説明

フランス文学史に不朽の名をとどめる作家フロマンタンは、また同時に画壇に名をなす画家でもあった。リュベンスやレンブラントをはじめ敬愛してやまぬ巨匠の作品をその故郷の地にたずね、画面の前に立った印象を巧みな筆でつづる美術紀行。

目次

  • ベルギー(ブリュッセルの美術館;リュベンスの師匠たち;ブリュッセルの美術館のリュベンス;メヘレンのリュベンス;〈キリスト降架〉と〈キリスト昇架〉;アントヴェルペンの美術館のリュベンス;肖像画家としてのリュベンス;リュベンスの墓;ヴァン・ダイク)
  • オランダ(デン・ハーグとスヘーフェニンゲン;オランダ画派の起源と特徴;池;オランダ絵画の主題;パウルス・ポッテル;ルーヴル美術館のオランダ画家たち—テル・ボルフ、メツー、ピーテル・デ・ホーホ)
巻冊次

下 ISBN 9784003257937

内容説明

見巧者フロマンタンの筆にみちびかれ、われわれはいたずらな先入観や解釈にとらわれることなく画面に立ち向かい、技法の持つ力に目を開かれ、絵画芸術へのいっそうの理解を深めてゆく。プルーストもかの地を訪れるに際し携えたという美術批評の名著。

目次

  • オランダ(ライスダール;カイプ;フランスの風景画に対するオランダの影響;〈解剖学講義〉;ハールレムのフランス・ハルス;アムステルダム;〈夜警〉;シックス・コレクション、ファン・ローン・コレクション、そしてルーヴル美術館のレンブラント;〈布地組合の見本鑑査官たち〉;レンブラント)
  • ベルギー(ファン・エイク兄弟とメムリンク)

「BOOKデータベース」 より

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