長崎製鉄所 : 日本近代工業の創始
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書誌事項
長崎製鉄所 : 日本近代工業の創始
(中公新書, 1077)
中央公論社, 1992.5
- タイトル読み
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ナガサキ セイテツジョ : ニホン キンダイ コウギョウ ノ ソウシ
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注記
参考文献: p238-242
長崎製鉄所関係年譜: p243-251
内容説明・目次
内容説明
安政2年11月、長崎海軍伝習総取締の永井尚志はオランダ海軍中佐ファビゥスへ製鉄所建設を依託した。永井は海軍創設のためには艦船造修施設の必要を痛感、製鉄所と船渠開設を幕府に進言していた。オランダの技術指導で始まる造船造機の施設建設は、のちイギリス、フランスの技師たちにも引き継がれ、長崎、横浜、横須賀で花を開き、彼らの真摯な指導は西欧技術の日本移転を齎した。長崎に見る日本近代工業の濫觴と足跡を描き切る。
目次
- 1 長崎製鉄所建設への日蘭当事者の動き
- 2 長崎製鉄所の建設とハルデス
- 3 佐賀藩献納の製鉄機械と長崎製鉄所
- 4 立神軍艦打建所の建設をめぐって
- 5 官営長崎造船所への移行
- 6 長崎造船所の民営化
「BOOKデータベース」 より