大モンゴルの世界 : 陸と海の巨大帝国
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大モンゴルの世界 : 陸と海の巨大帝国
(角川選書, 227)
角川書店, 1992.6
- タイトル読み
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ダイモンゴル ノ セカイ : リク ト ウミ ノ キョダイ テイコク
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内容説明・目次
内容説明
歴史は、しばしば誤った事を伝える。破壊と殺戮というモンゴルのイメージもそうである。しかしその実像は、たぐいまれな統治方法・経済政策などによって東西ユーラシアを陸と海とによって結んだ世界国家であった。本書は、全く新しい発想によって描かれた「大モンゴル国」の壮大な叙事詩である。
目次
- 序章 失われた時をもとめて(歴史のみちのり;世界史をどうみるか;モンゴルの世紀)
- 第1章 中央ユーラシア世界(遊牧と農耕;遊牧国家の成立;東方の草原国家;遊牧民がつくる歴史;モンゴルへの道)
- 第2章 モンゴルの出現(チンギス・カンの不思議さ;モンゴル帝国の原像;なぜ金国へ進攻したか;草原とオアシスの王者)
- 第3章 西暦1260年(悲劇への序曲;挫折への前史;クビライの登場;兄弟の対立;モンケの南征;帝位継承戦争;アイン・ジャールート)
- 第4章 あたらしい世界国家像(帝国のあたらしいかたち;多元国家への変身;中国統合;陸から海へ;クビライの世界帝国;国境のないユーラシア)
- 終章 薄明のなかへ(暗転の構図;その後のユーラシア)
「BOOKデータベース」 より