失われた美学 : マルクスとアヴァンギャルド
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書誌事項
失われた美学 : マルクスとアヴァンギャルド
(叢書・ウニベルシタス, 370)
法政大学出版局, 1992.7
- タイトル別名
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Marx's lost aesthetic : Karl Marx and the visual arts
- タイトル読み
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ウシナワレタ ビガク : マルクス ト アヴァンギャルド
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注記
原著 (Cambridge University Press, 1984) の翻訳
主要参考文献: 巻末p13-24
内容説明・目次
内容説明
マルクスが観た絵画、構想した美学。その美術体験を追い、キリスト教美術と観念論美学の批判を通じて形成された独自の美学理論を発掘・再構成し、「社会主義リアリズムの祖」という通念を覆す。ロシア構成主義、アヴァンギャルド芸術運動、さらに近代芸術の見方を全面的に問い直す、ドイッチャー賞受賞の注目作。
目次
- 第1部 若きマルクスの美学理論と視覚芸術(ギリシャ派対ナザレ派;フォイエルバッハと「ナザレ派」の聖母;マルクスの失われた美学—フリードリヒ・ヴィルヘルム四世治下の若き日々;マルクスの『経済学哲学草稿』と「生産主義的」美学の発展;芸術的生産の全体像をめざして、あるいは唯物論的美学の「魅力」)
- 第2部 ロシアのサン・シモン—1830年代から1930年代以降までのロシアにおける生産者としての芸術家(サン・シモン主義者とリアリスト;1920年代構成主義者たちとアヴァンギャルド概念;アヴァンギャルド対「アグロカルチャー」—アヴァンギャルドの諸問題レーニンからスターリン以降まで)
「BOOKデータベース」 より