清貧の思想
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清貧の思想
草思社, 1992.9
- タイトル読み
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セイヒン ノ シソウ
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内容説明・目次
内容説明
生活を極限にまで簡素化し、心のゆたかさを求めたわれらの先達。西行・兼好・光悦・芭蕉・良寛など清貧に生きた人々の系譜をつぶさにたどり、われら今いかに生きるべきかを改めて問い直す。
目次
- 本阿弥光悦と肩衝の茶入れ
- 本阿弥妙秀の暮しと生き方
- 本阿弥光徳、光甫の刀を見る目
- 鴨長明と方丈の庵
- 越後五合庵での良寛
- 良寛、山中の沈黙行
- 鴨長明が讃えた芸道一筋の名手たち
- 子供と遊ぶ良寛の内なる世界
- 池大雅の暮しと人となり
- 桃源郷に心を遊ばせる与謝蕪村
- 蕪村、市井に住むことこそ己れの風流
- 橘曙覧、雨の漏る陋屋に万巻の書
- 吉田兼好の死生観とその普遍性
- 風雅に身を削る松尾芭蕉
- 旅で死ぬ覚悟の芭蕉に見えた景色
- 清貧の思想—日本文化の一側面
- 古代インド哲学と良寛の同質性
- 西行、花を愛し孤独に耐えきる精神
- 清貧とは清らかで自由な心の状態
- 自然の中のいのちの気配に耳をすます
- 現実の無残な相をも直視する精神
- 庶民に生き続けてきた清貧の思想
- 何が必要で何が必要でないか
- われらいかに生きるべきか
「BOOKデータベース」 より