コメ食の民族誌 : ネパール・雲南と日本
著者
書誌事項
コメ食の民族誌 : ネパール・雲南と日本
(中公新書, 1117)
中央公論社, 1993.2
- タイトル別名
-
コメ食の民族誌 : ネパール雲南と日本
- タイトル読み
-
コメショク ノ ミンゾクシ : ネパール・ウンナン ト ニホン
大学図書館所蔵 件 / 全250件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
文献: p178-180
内容説明・目次
内容説明
ネパール—雲南—日本を結んでコメ食を基盤とする生活と文化が成立した。豆類、雑穀からコメへ。主食の変化は食生活のみならず栽培植物の品種、栽培技術、宗教儀礼、生活様式、さらには社会構造と深く関わっている。コメ食はネパール、雲南の各民族にどう滲透し、影響を与えているのか。植物学者と社会学者の共同作業によりシェルパ族、グルン族、徳宏タイ族等それぞれの対応を日本と比較検討、コメ文化の伝播とその逆流の意味を問う。
目次
- 1 ツァンパかコメか—シェルパ族の食卓
- 2 陸稲への執着—焼畑を続けるプーラン族
- 3 黒米・赤米との出会い—グルカ兵の故郷で
- 4 コメとカレーの日々—カトマンズ盆地の千枚田
- 5 紫のモチ米と多様な副食—水田耕作の恵み
- 6 奇跡のハイブリッド米—近代化をめざして
- 7 日本の稲作とコメ食—北国にみるコメの歴史
- 8 民族のコメをめぐって—まとめの対談
「BOOKデータベース」 より