フェミニズムの困難 : どういう社会が平等な社会か
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フェミニズムの困難 : どういう社会が平等な社会か
勁草書房, 1993.9
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フェミニズム ノ コンナン : ドウイウ シャカイ ガ ビョウドウ ナ シャカイ カ
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Note
文献 (巻末piv-x) と, 索引 (巻末pi-iii) あり
Description and Table of Contents
Description
ミス・コンテストの問題や、性の商品化をめぐる問題などにおいては、いったい何が差別なのか、したがった何がどうなれば平等だといえるのか、必ずしも明確ではない。「男性と女性が平等である社会とはどういう社会か?」という問いは、今や答えることのもっとも困難な問いになっているのである。本書は、この困難な問いをけっして放棄することなく、常に問い続けるという姿勢を貫きながら、…暫定的ではあるが、「平等な社会」について、一つの明確なイメージを浮かび上がらせようとするものである。
Table of Contents
- 1 モダニティとフェミニズム(二つのフェミニズム;理論と戦略の乖離;「政治」と「性」と「女」—フェミニズムの現代的困難)
- 2 性愛という問題(ラディカル・フェミニズムの問題構制;処女性の誤謬;狂気と愛)
- 3 〈女〉というリアリティ(ベビーフェイスとヒール—「アグネス論争」とは何だったのか;補完する性—自明性を生きる男と女;男装の意味—フェミニスト的実践の亀裂)
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