多重都市デリー : 民族、宗教と政治権力

書誌事項

多重都市デリー : 民族、宗教と政治権力

荒松雄著

(中公新書, 1160)

中央公論社, 1993.11

タイトル読み

タジュウ トシ デリー : ミンゾク シュウキョウ ト セイジ ケンリョク

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注記

著者の肖像あり

デリー歴史年表: p270-275

参考文献: p284-288

内容説明・目次

内容説明

中世いらいインド歴代王朝の首都であり、権力の盛衰・興亡の一大拠点であったデリー。「七つの都市デリー」「十五の町デリー」と言われてきたように、そこには各時代における城砦都市や首都の地域的な移動といった事実のほか、民族と宗教の問題、植民地支配時代の「東洋と西洋」の問題をはじめ、多重・多層的な複雑な性格が見られる。本書はデリーが発展し、停滞し、再興されて行く歴史の中に多重都市の特徴と由縁を見る。

目次

  • 第1部 回想の中のデリー(初めてのデリー;パタウディー・ハウス;王たちが残したもの;オールドデリー;メヘローリーの憂鬱;コンノート・プレィス)
  • 第2部 歴史の中のデリー(トルコ系ムスリムの侵入;ムスリム支配の展開;サルタナット後期の情勢;ムガル最盛期のデリー;ムガル帝国の衰退;デリーのイギリス人;共和国首都へ;民族、宗教と国家)
  • 終章 変容する国都

「BOOKデータベース」 より

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