個人主義論考 : 近代イデオロギーについての人類学的展望

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個人主義論考 : 近代イデオロギーについての人類学的展望

ルイ・デュモン著 ; 渡辺公三, 浅野房一訳

言叢社, 1993.11

タイトル別名

Essais sur l'individualisme : une perspective anthropologique sur l'idéologie moderne

タイトル読み

コジン シュギ ロンコウ : キンダイ イデオロギー ニツイテノ ジンルイガクテキ テンボウ

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注記

原著 (Seuil, 1983) に加筆したもの

参考文献: 巻末p8-27

内容説明・目次

内容説明

普遍の原理にみる〈個人〉のイデオロギーが、いかに普遍でなく、西欧近代の所産にすぎないのか。フランスやドイツは、どんな異なった個人観や逆説的全体論を内蔵させ、いかに近代は〈全体主義〉を招いたのか。〈両義的西欧〉が抱える近代イデオロギーの矛盾を、人類学的展望をもって対象化しようと試みた壮大な問題作。

目次

  • 第1部 近代イデオロギーについて(生成;民族的変奏;全体主義の病い)
  • 第2部 比較の原理—人類学的普遍性(マルセル・モース—生成しつつある科学;人類学者の共同体とイデオロギー;近代人および非近代人における価値)

「BOOKデータベース」 より

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