二・二六事件 : 「昭和維新」の思想と行動
著者
書誌事項
二・二六事件 : 「昭和維新」の思想と行動
(中公新書, 76)
中央公論社, 1994.2
増補改版
- タイトル別名
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二二六事件 : 昭和維新の思想と行動
2.26事件 : 「昭和維新」の思想と行動
- タイトル読み
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ニ ・ ニロク ジケン : ショウワ イシン ノ シソウ ト コウドウ
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注記
出版者名変更: 中央公論社→中央公論新社
内容説明・目次
内容説明
昭和十一年二月二十六日、降りしきる雪を蹴って決行された青年将校たちのクーデターの結果は全員処刑により終った。本書は、多くの資料によって事件の経過を再現し、彼らが意図した「昭和維新」「尊王攘夷」の意味を探り、軍隊のもつ統帥権意識を解釈の軸として、昭和初期からの農村の疲弊に喘ぐ社会との反応、軍部の政治への結合と進出の過程を追う。なお、改版に当り「命令・服従」という日本軍隊の特性について増補・加筆する。
目次
- 序章 宇田川町の慰霊像
- 1 新聞記事にみる二・二六事件
- 2 二月二十六日朝まで
- 3 事件の収拾経過
- 4 二・二六事件にいたる諸事件
- 5 軍部内の対立と抗争
- 6 彼らをつき動かしたもの—昭和維新
- 7 特設軍法会議
- 8 処刑
「BOOKデータベース」 より