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飛鳥・白鳳仏教史

田村圓澄著

吉川弘文館, 1994.2

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アスカ ハクホウ ブッキョウシ

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Note

参考文献: 上: 276-291p, 下: 270-283p

Description and Table of Contents

Volume

上 ISBN 9784642074179

Description

飛鳥時代の仏教は、氏族が私的に伽藍を建てて信仰する「氏族仏教」であった。本書では、欽明から天智にいたる各大王が仏教に対して示した立場や政策、さらに、同時代に生きた厩戸王が聖徳太子へと変化し、崇拝の対象になっていった過程を浮き彫りにする。当時伝えられた経典についても論及した。日本仏教の黎明期を、日・朝交渉史の中で追求する。

Table of Contents

  • 序章 「聖徳太子」の変転
  • 1 飛鳥仏教史(仏教の伝来;奉仏と反仏;「伽藍仏教」の開幕;推古大王と仏教;厩戸王と仏教;舒明大王と仏教;難波京の仏教;斉明大王・天智大王と仏教)
Volume

下 ISBN 9784642074186

Description

「氏族仏教」が、「宮廷仏教」「国家仏教」へと変化をとげた白鳳時代。現人神である天皇によって、律令国家が構築されていく過程で、天照大神という皇祖神が生み出され、神仏習合がすすんでいった。本書では、政治に組み込まれながら変化した律令仏教と、公的になった聖徳太子信仰について追究し、行基による民衆仏教成立前夜までの姿を伝える。

Table of Contents

2 白鳳仏教史(天武天皇と仏教;天武天皇の仏教信仰;「国家仏教」の成立と展開;持統天皇と仏教;「都市」の寺と「山」の寺;経典と学衆;律令体制と仏教;神仏習合;行基の足跡—「民衆仏教」の開幕)

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