誤差を科学する : どこまで測っても不正確!?

書誌事項

誤差を科学する : どこまで測っても不正確!?

矢野宏著

(ブルーバックス, B-1024)

講談社, 1994.7

タイトル読み

ゴサ オ カガク スル : ドコマデ ハカッテモ フセイカク!?

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内容説明・目次

内容説明

1989年、JR北上線で、トンネルの天井と列車が接触するという事故が起きた。トンネル完成後の高さ測定で誤差の見積もりを誤ったのである。また1991年、東京地裁で、スピード違反の摘発用レーダーは誤差が大きく信用できないという判決も出ている。このような例を出すまでもなく、私たちの身の回りは「誤差」だらけだ。感覚のような、もともとあいまいなものでさえ、誤差が問題になることがあるのである。今まで、誤差は「偶然のばらつき」と考えられていた。しかし現在、誤差を系統的に考えていくことにより、技術設計全般が変えられるということがわかってきた。まず、「真の値がわからないのに、どうやって誤差を算定するか」ということから、誤差についての考察をはじめよう。

目次

  • 1 誤差にも誤差がある
  • 2 感覚にも誤差がある
  • 3 誤差を測るのは難しい
  • 4 誤差についての発想の逆転
  • 5 たかが誤差されど誤差

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN11045006
  • ISBN
    • 4062570246
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    207p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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