武家の棟梁の条件 : 中世武士を見なおす

Author(s)

Bibliographic Information

武家の棟梁の条件 : 中世武士を見なおす

野口実著

（中公新書, 1217）

中央公論社, 1994.11

Title Transcription

ブケ ノ トウリョウ ノ ジョウケン : チュウセイ ブシ オ ミナオス

Available at  / 257 libraries

Note

主要参考文献: p178-188

Description and Table of Contents

Description

現代の日本人がイメージする高潔で忠義を重んじる武士像は、近世に概念化され、明治以降、国家主義的教育の中で作られたものであり、本来、武士とは、「政治史的にはこの上もなく」暴力的性格の社会集団で、「職業的な殺し屋」的存在だった。この集団を束ねた「棟梁」とはなにか。その条件は。なぜ武家政権がかくも長期にわたって存続し得たのか。武士の本質と肖像を社会史的職能論により捉え、そこに浮かび上がる日本の中世を考える。

Table of Contents

  • １　棟梁の条件
  • ２　幕府の草創と武芸故実
  • ３　「武都」鎌倉の成立
  • ４　鎮守府将軍と征夷大将軍
  • ５　東国的武士社会のひろがり

by "BOOK database"

Related Books： 1-1 of 1

  • 中公新書

    中央公論社 1962-

    Available at 1 libraries

Details

  • NCID
    BN11626803
  • ISBN
    • 4121012178
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    vii, 188p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top