日本人とイギリス : 「問いかけ」の軌跡
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日本人とイギリス : 「問いかけ」の軌跡
(ちくま新書, 019)
筑摩書房, 1994.12
- タイトル読み
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ニホンジン ト イギリス : トイカケ ノ キセキ
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注記
主要参考文献: p215-219
日英関係史略年表:巻末
内容説明・目次
内容説明
日本と同様の小さな島国であるイギリスが、なぜ世界の覇者になり得たのか。その秘密を探りだし学びさえすれば、いつか日本も追いつくことができる—。幕末以来、イギリスは学ぶべき模範、追いつくべき標的であり続けた。その間、日本人はイギリスに、何をどのように問いかけてきたのだろうか。ウィリアム・アダムズの漂着から400年、なかでも幕末開国期から明治期を中心に、文化接触の問題に焦点を合わせて、日英交流の歴史をたどる。
目次
- 第1章 日英関係のはじまり—アダムズと平戸
- 第2章 鎖国下のイギリス情報—『和蘭風説書』
- 第3章 追りくるイギリス—英学の誕生
- 第4章 禁制を犯した留学生—長州、薩摩そして幕府
- 第5章 「岩倉使節団」のみたイギリス—「甚タ親切ナラス」
- 第6章 「お雇い外国人」に負うもの—ジェントルマンの移植
- 第7章 議会政治への接近—「一種無類の制度」
- 第8章 明治時代のイギリス史理解—「歴史を学ぶにしかず」
- 第9章 夏目漱石の憂鬱—「私は英吉利を好かない」
「BOOKデータベース」 より