奥羽越列藩同盟 : 東日本政府樹立の夢
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書誌事項
奥羽越列藩同盟 : 東日本政府樹立の夢
(中公新書, 1235)
中央公論社, 1995.3
- タイトル読み
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オウウエツ レッパン ドウメイ : ヒガシニホン セイフ ジュリツ ノ ユメ
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注記
参考文献: p261
内容説明・目次
内容説明
鳥羽伏見の戦いに敗れた会津藩救済を当初の目的とした列藩同盟は、いつしか明治天皇を奉戴する薩長閥政権に対抗して、輪王寺宮公現法親王を擁立する東日本政府樹立に向かって結束を固めていく。なかでも仙台藩の玉虫左太夫は、渡米体験をもつ国際派参謀として精力的に活動する。凄まじく厳しい権力抗争の渦中に身命を投じて敗者となった仙台、米沢、会津、庄内、秋田、長岡諸藩の志士の動向に、秘められた戊辰戦争の諸相をみる。
目次
- 第1章 列藩同盟の戦争戦略論(眠れる獅子仙台藩;北方政権構想;米沢藩の野望;決死抗戦会津藩 ほか)
- 第2章 戦争勃発と終結(庄内藩燃ゆ;烈藩同盟戦略の失敗;榎本艦隊動かず;河井の逆襲;会津落城と戦争の終結)
- 第3章 参謀たちのその後(白河以北一山百文;苦難の道)
「BOOKデータベース」 より