ナショナリズムの世俗性と宗教性

書誌事項

ナショナリズムの世俗性と宗教性

M.K.ユルゲンスマイヤー著 ; 阿部美哉訳

玉川大学出版部, 1995.6

タイトル別名

The new cold war ? : religious nationalism confronts the secular state

タイトル読み

ナショナリズム ノ セゾクセイ ト シュウキョウセイ

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注記

原著 (California University Press, c1993) の本文および注の全訳

注: p258-304

人名索引・事項索引: p306-326

内容説明・目次

内容説明

本書は、自由主義、市場経済、信教自由の西側と社会主義、計画経済、宗教統制の東側との冷戦にかわって、政教分離の国家を奉じるナショナリズムと祭政一致の国家を奉じるナショナリズムが対決する新しい冷戦の時代に入っていくのではないか、という問題提起の書物である。

目次

  • 1 宗教対世俗的ナショナリズム(世俗的ナショナリズムに対する信頼の滅失;競合する秩序のイデオロギー)
  • 2 グローバルな対決(宗教革命の諸モデル—中東;宗教の政治的標的—南アジア;宗教の社会主義的ナショナリズムに対する愛憎並存—旧マルクス主義諸国)
  • 3 今後の諸問題(なぜ宗教対立は暴力的なのか;デモクラシー・人権・現代の宗教国家)

「BOOKデータベース」 より

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