排除の現象学
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排除の現象学
(ちくま学芸文庫)
筑摩書房, 1995.7
- タイトル読み
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ハイジョ ノ ゲンショウガク
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注記
底本は「排除の現象学」(筑摩書房, 1991年8月刊)
内容説明・目次
内容説明
秩序創成のための暴力としての供犠。異人という内なる他者の殺害—それこそがあらゆる秩序の起源に横たわり、それゆえに現在も飽くことなく繰り返されている血まみれた光景である。いじめ、浮浪者殺害、イエスの方舟事件、超常現象への傾斜などの、まさに現代を象徴する事件のなかに潜む「排除」のメカニズムを解明する。
目次
- 序章 さらば、寅次郎の青春
- 第1章 学校—差異なき分身たちの宴
- 第2章 浮浪者—ドッペルゲンガー殺しの風景
- 第3章 物語—家族たちをめぐる神隠し譚
- 第4章 移植都市—鏡の部屋というユートピア
- 第5章 分裂病—通り魔とよばれる犯罪者たち
- 第6章 前世—遅れてきたかぐや姫たちの夢
- 終章 失われたヒーロー伝説
「BOOKデータベース」 より