爛熟する女と男 : 近世
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爛熟する女と男 : 近世
(女と男の時空 : 日本女性史再考 / 河野信子編者代表, 4)
藤原書店, 1995.11
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Early modern
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ランジュク スル オンナ ト オトコ : キンセイ
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Note
監修者:鶴見和子ほか. 執筆者:浅野美和子ほか
参考文献一覧:p523-543. 図表一覧:p544-546. 索引(事項・人名・地名):p548-570
Description and Table of Contents
Description
徳川幕府のもと、泰平の世が続いたいわゆる江戸時代。身分制度秩序のなかで、女性の顔が見えにくい時代ともいわれる。自然の理として男女の役割が引き受けられて「家」意識は一般化、女訓書による女性教化が進む。しかし一方、これまでの歴史から抜け落ちてきた関係存在としての女と男を、民衆宗教や芸能に、江戸女流文学に、アイヌの口承伝承に、生活空間や食文化と社会関係に、情報としての浮世絵に、子をめぐる生と死のありように見ることで「爛熟する女と男」の近世を描き出す。
Table of Contents
- 1 心性の諸相—宗教・文芸・教化
- 2 家・婚姻の基層
- 3 庶民生活に交錯する陰影と自在
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