企業と国家
著者
書誌事項
企業と国家
(現代政治学叢書 / 猪口孝編, 16)
東京大学出版会, 1996.9
- タイトル別名
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The state and private enterprise
- タイトル読み
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キギョウ ト コッカ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
文献案内: p328-348
人名索引, 事項索引: 巻末p1-8
内容説明・目次
内容説明
本書のタイトルは『企業と国家』であるが、分析の対象は企業と国家を越えて、さまざまな社会集団に及んでいる。それは政治的影響力というものが相対的な概念であり、企業とともに社会を構成する農民、自営業主、労働者、一般消費者らの影響力を同時に見ることなしに、企業の影響力を論ずることができないからである。ただし本書は、工業化過程での国家と企業の相互作用に焦点を合わせたために、そこで扱われている社会集団は主に経済機能的な集団であり、文化的・宗教的な集団ではない。その意味で本書はあくまでもポリティカル・エコノミー(政治経済学)の書である。
目次
- 序章 企業と国家
- 第1章 企業—国家関係をめぐる三つの視点
- 第2章 企業—国家関係の多様性とその史的要因
- 第3章 企業の多国籍化と企業—国家関係の変容
- 第4章 日本における企業—国家関係
- 第5章 韓国・メキシコにおける企業—国家関係
- 終章 企業—国家関係の過去・現在・未来
「BOOKデータベース」 より