地球と存在の哲学 : 環境倫理を越えて

Bibliographic Information

地球と存在の哲学 : 環境倫理を越えて

オギュスタン・ベルク著 ; 篠田勝英訳

(ちくま新書, 083)

筑摩書房, 1996.9

Title Transcription

チキュウ ト ソンザイ ノ テツガク : カンキョウ リンリ オ コエテ

Available at  / 160 libraries

Description and Table of Contents

Description

自然と人間の危機を問い直す立脚点はどこにあるのか?地球がつねにすでに我々の住む風土である以上、人間の倫理はそこから出発しなければならない。人間は生態系や社会の尺度から個人の意識の尺度まで、重層する尺度のなかを生きている。それゆえ、人間の生は生態系のレヴェルの尺度に「没入」してもいるが、同時にそこから意志的に「出現」できる実存的な存在でもある。自然を客体化したテクノロジーの思想や逆に自然を主体化したエコロジー的全体論を越えて、その彼方に近代性を越える風土の倫理学を構想する意欲的な試み。

Table of Contents

  • 第1部 近代の限界(ヒューマニズムからその対極へ;母型の郷愁)
  • 第2部 風土的なつながり(人間の住まいの尊重;「ここ」から宇宙へ—倫理の場所;帰属と自由)

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BN15016021
  • ISBN
    • 4480056831
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    fre
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    254p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top