表徴の帝国
著者
書誌事項
表徴の帝国
(ちくま学芸文庫, [ハ-9-1])
筑摩書房, 1996.11
- タイトル別名
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L'empire des signes
- タイトル読み
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ヒョウチョウ ノ テイコク
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注記
原著 (Skila, c1970) の全訳、1974年11月新潮社刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「これはエクリチュールについての本である。日本を使って、わたしが関心を抱くエクリチュールの問題について書いた。日本はわたしに詩的素材を与えてくれたので、それを用いて、表徴についてのわたしの思想を展開したのである」。天ぷら、庭、歌舞伎の女形からパチンコ、学生運動にいたるまで…遠いガラバーニュの国“日本”のさまざまに感嘆しつつも、それらの常識を“零度”に解体、象徴、関係、認識のためのテキストとして読み解き、表現体(エクリチュール)と表徴(シーニュ)についての独自の哲学をあざやかに展開させる。
目次
- かなた
- 見知らぬ言葉
- 沈黙の言語
- 水と破片
- 箸
- 中心のない食物
- すきま
- パチンコ
- 中心‐都市 空虚の中心
- 所番地なし〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より