女盗賊プーラン
著者
書誌事項
女盗賊プーラン
草思社, 1997.2
- 上巻
- 下巻
- タイトル別名
-
Moi, Phoolan Devi : reine des bandits
I, Phoolan Devi : the autobiography of India's Bandit Queen
女盗賊プーラン
- タイトル読み
-
オンナ トウゾク プーラン
大学図書館所蔵 件 / 全296件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
協力:マリー=テレーズ・クニー, ポール・ランバリ
原本出版: Éditions Fixot, Paris, 1996
原本は仏語
英語版(Little, Brown and Company, 1996)の抄訳
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上巻 ISBN 9784794207463
内容説明
本書は、数奇な運命に翻弄されながら、決してそれに屈することのなかった一人の女性の、波瀾に満ちた半生の記録である。インドの極貧の村に低カーストとして生まれ、わずか十一歳で三十過ぎのやもめと結婚させられた少女プーラン。虐待の末に婚家を追い出された彼女を待ち受けていたのは、村八分、白昼のレイプ、盗みの濡れ衣、取り調べと称する暴行など、いわれのない虐待の限りだった。そんなある日、盗賊団に誘拐され、彼女の運命は大きく変わろうとしていた—。
目次
- 1 虐待(村の生活;暗黙の掟;反抗的なこども ほか)
- 2 運命(あらたな屈辱;濡れ衣;だれにも言えない恥辱;無知という残酷 ほか)
- 巻冊次
-
下巻 ISBN 9784794207470
内容説明
ジャングルの中を音もなく移動する盗賊たちと行動をともにするうち、プーランは初めて人間として扱われる喜びを感じていた。だがそれも長くは続かない。愛する首領ヴィクラムが、彼女の目の前で凶弾に倒れてしまったのだ—。深い悲しみと激しい憎悪を胸に、彼女はみずから盗賊団を率い、彼女を辱めた男たちへの復讐に立ち上がった。警察官を含む二十数人の権力者を射殺し、彼女は反逆の象徴として民衆の英雄となってゆくが…。貧困層から圧倒的な支持を得て、国会議員に当選した元女盗賊プーランが、いまはじめて彼女自身の秘められた生い立ちを語る。
目次
- 3 復讐(はじめての恋;復讐の味;正義;武装した女神 ほか)
- 4 解放(包囲網;裏切り;交渉;投降の日 ほか)
「BOOKデータベース」 より