日本子ども社会学会編
北大路書房 1999.6
... 児期 子どもは仲間集団によって育つ ジェンダー形成と子どもの社会的世界 楽しい学校をめざして 少子化と福祉化社会のなかの子ども 子どもが創る遊び 児童文化から子ども文化へ マス・メディアにおぼれる子供たち 子ども問題の爆発 : いじめ・不登校・児童虐待 異文化のなかの子供たち 昭和初期の入試改革 : 子ども史研究の一段面 いじめ、不登校、学級崩壊、暴力…子ども社会が大きく揺れています。変わってしまったものは?変わらないものは?この本は子どもの「姿」を丹念に解き明かしていきます。子どもを知ることからいま、大人にできることをいっしょに考えてみませんか。 1章 ...
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北林正著
明治図書出版 1999.4 オピニオン叢書, 53
... 題は「四辻=三叉路」的発想でとらえる必要があると著者はおもっている。「四辻=四辻」という常識的発想では、登校拒否の本質を明らかにすることができないだけでなく、逆に子どもを絶望の淵に追いつめてしまうことになりかねない。今日の不登校問題の実体を明らかにしていくには、「四辻=三叉路」的発想に立ってみることである。そのとき、なぜ不登校になるのか、なぜ行動が乱れるのか、どうすれば不登校から立ち直れるのか、などが明らかになってくる。 1 登校拒否の原因をさぐる(なぜ子どもは登校しなくなるのか;母子関係の歪み;学校適応過剰 ほか);2 登校拒否の子どもの心理と行動(なぜ子どもが見えないか ...
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加藤幸次, 魚住忠久編著
黎明書房 1999.6
今日までの文化遺産の継承に力点をおいてきた学校教育では、青年期にある子どもたちのニーズに対応してこなかった。不登校や中途退学が絶えない現在、子どもたちのニーズにもっと積極的に対応すべきであり、総合的学習の導入はそのよい契機である、と考えられる。本書は第1部「理論編」と第2部「実践編」より構成した。理論編は二つの要素より構成した。一つは総合的学習一般に対する考え方を示した章であり、他の一つは理論的な考え方を示した章である。実践編は今日著者らが示しえるもっともすぐれた実践例を収集したものである。 1 理論編(新学習指導要領の意義と課題;「総合的な学習の時間」のめざすもの ...
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河合隼雄著
潮出版社 1999.6
中学生から大人まで一読損をしない人生処方箋。 1 生きる力と学ぶ力(子どもの幸福とは何か;生きる力を育てる;学ぶ力を育てる ほか);2 いじめと不登校(不登校・明るく悩むために—VS.奥地圭子;教育に何ができるか—VS.大川公一・芹沢俊介;いじめの深層—VS.赤坂憲雄 ほか);3 「河合隼雄」に聞く(子どもの成長に「悪」は必要だ;母性社会の変容と現代人の生きる道;ナイフ事件でわかった’98日本 ほか)
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講談社 1999.5 心理療法の現場から, 上
... 感動的な「心のはなし」は、人の「生きる力」の根源を示唆している。 第1章 大人を越えている子どもの本心;第2章 「いやな自分」イメージが強いとき;第3章 「予期せぬお産」に心を痛めるお母さん;第4章 思春期に心の中で起こること;第5章 「心」と「体」をつなぐもの;第6章 不登校児とその家族が変わるさま;第7章 「自分の生きる場所」に根づいたセラピー;第8章 被災者の心の傷、心のケア;第9章 「ねばならない」病から卒業不安まで、学生の悩み
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石井郁子著
新日本出版社 1999.4
1 子どもは必ず歩きだす—子どもの自己回復力を信頼して(10万人をこえた不登校の子どもたち;社会的に衝撃を与えた三つの事件;なぜ子どもたちはナイフをもつのか;子どものやさしさを知る ほか);2 登校拒否・不登校問題をともに考え、子どもの自立を確かなものにするために(登校拒否・不登校問題は、競争社会と学歴社会への警告;登校拒否・不登校問題で学校や行政がすべきこと)
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尾木直樹著
学陽書房 1999.5
... どもたちに何気なく加えてきた“心罰”(子どもの心を傷つける行為)を見つめ直す必要があります。 1 「心罰」ってなに?;2 言葉の暴力は子どもへの「心罰」;3 学校の体罰支える家庭での「いじめ」・暴力—「新しい虐待」の登場;4 学校の集団主義と「心罰」—善意の「いじめ」と「不登校」を経験した「障害者」の手記から;5 キレる子現象は「社会的心罰」の結果だ;6 体罰・「心罰」からの脱出めざして—なぜ大人は平気で子どもを傷つけるのか
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平沢一郎著
海竜社 1999.4
なぜ、宮川夫妻は日本の不登校、引き籠もり、中途退学の青少年の再出発に愛と情熱を注ぐことになったのか?N・S・P(ニュー・スタート・プロジェクト)運動に至るまでの軌跡。 プロローグ 二人の出会いが、子供たちの未来に希望をもたらした;第1章 イタリアでなぜ、日本の若者に“活”を入れるのか;第2章 七人の傷ついた若者たちが、イタリアへやって来た;第3章 “家族を開く”をキーに、若者たちが変わった!;第4章 二人の結婚は小さな家庭に大きな世界をつくるために;第5章 家庭も仕事もエンジン全開;第6章 実子四人、養子三人、ファミリーの絆は固い;第7章 神の子羊としての使命を完うするために ...
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勝野尚行, 酒井博世編著
法律文化社 1999.5
第1部 子どもの「荒れ」と学校参加(子どもの「荒れ」を矛盾としてとらえる;子どもたちの欲求不満;子どもたちを欲求不満に追い込んでいるもの ほか);第2部 子どもの人権・権利の状況(現代日本の学校と「いじめ」問題—教育基本法制の立法思想に照らして考える;登校拒否・不登校と学校改革;学習指導要領と子どもの苦悩—学習権の回復を求めて ほか);第3部 日本および外国における学校参加の法律・制度(教育基本法制と学校教育参加—国連「子どもの権利条約」にも触れながら;日本における参加論の系譜;イギリスおよびアメリカにおける子ども・父母・住民・教職員の学校参加 ほか)
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小柳晴生著
垣内出版 1999.5 シリーズ「心理臨床セミナー」, 4
1 学生相談から見た現代の学生像;2 学生相談から見た不登校現象;3 大学生の不登校;4 私とカウンセリング;5 私とエンカウンター・グループ;6 閑話休題・自分を事例として語る;7 学生相談の四季;8 カウンセリングの周辺を支えるもの
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田上不二夫著
金子書房 1999.4
不登校というのもひとつの生き方であって、大事にすべき経験である。性急に登校させることだけにこだわるのではなくて、親は教師は協力して、子どもたちの生活の質を高めるように努めるべきである。不登校の子どもを抱えている先生方の苦労は並たいていではない。本書が、不登校の問題に取り組んでいる担任の先生方に、子どもを援助するときのヒントを提供したものである。 理論編(教師としてどう援助すればよいか;どのようにして行動を修正するか;どのように見立てるか);実践編(再登校をめざす;登校しぶり状態の子どもにどう援助するか;不登校が続いている子どもにどう援助するか;再登校を始めた ...
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尾木和英編
東洋館出版社 1999.3 シリーズ“新しい学校"パラダイムの転換
... 基本的な考え方と今後の取り組みの方向を明らかにする。 序章 学校再生の柱としての心の教育;第1章 子どもの変化と学校教育;第2章 心を育てる道徳教育;第3章 子どもの心をとらえる教育相談;第4章 新しい発想に立つ学年・学級経営;第5章 いじめ・校内暴力等の問題行動の克服;第6章 不登校の克服;第7章 学校における危機管理;第8章 性教育、性に関する問題行動とその改善;第9章 障害等に配慮した教育の充実;第10章 少子化等に配慮した教育;終章 一人一人の心とのふれあいを
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無能唱元著
東洋経済新報社 1999.3
学校・会社に行かなくて、何が悪い!この本は社会常識に対する果たし状である。仏教の奥義を駆使し、落ちこぼれビジネスマン・経営者をものの見事に立ち直らせた痛快無比な和尚さんが、見るに見かねてついに立ち上がった。 第1章 不登校児・全国十万人突破;第2章 不登校現象は、歴史的必然である;第3章 家族の合い言葉;第4章 競争を離れて;第5章 心配するな、なんとかなる
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諸富祥彦著
誠信書房 1999.4 学校現場で使えるカウンセリング・テクニック / 諸富祥彦著, 下
現場教師の悩みのタネに具体的な解決策を示す。学級崩壊緊急対策プラン、不登校・いじめ・キレる子どもへの対応、難しい親とのつきあい方、スクールカウンセラーの上手な活用方法、学校教育相談の体制づくり、さらに教師のメンタルヘルスまで、現場教師が頭を痛めるさまざまな問題を解決するためのノウハウを満載。 第1部 学級崩壊緊急対策プラン(学級崩壊は「子ども集団による教師いじめ」である。管理職がリーダーシップをとって教師を守れ—担任教師が安心して助けを求められる環境づくりを;崩壊クラス再建の第一歩は、子どもの誘いに乗らない冷静な対応から—アドラー心理学で荒れる子どもの心をつかみ ...
Available at 258 libraries
朝日新聞社会部著
朝日新聞社 1999.5
「学校」が曲がり角にある。不登校の子が十万人を超え、校内暴力の件数も急増している。知識を教える役割も、一部では塾がとってかわりつつある。そしていま、各地の小学校に広がるのが、学級崩壊だ。担任教師が一人で学級をみるというシステム、みんな一斉に前を向き、静かに授業を受けるという決まり、先生の言うことをきくという姿勢…。これまで当然とされてきた学校の土台が揺らいでいるのだ。 第1部 クラスがとけるとき(全国各地で;大阪で ほか);第2部 崩れてこわした(さよなら「担任は一人」);第3部 おとなヘのてがみ(子どもたちの声;会ってみました ほか);第4部 見つめてよ、母さん ...
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総務庁行政監察局編
大蔵省印刷局 1999.3
第1 監察の目的等;第2 監察結果(いじめ・不登校・校内暴力問題対策の総合的推進;児童生徒数の減少に対応した学校規模の適正化の推進等;負担軽減の推進等)
Available at 134 libraries
堀井恵著
東洋出版 1999.4
不登校、摂食障害、アトピー、不倫、家庭崩壊…子供の頃の親のあのひとことが、大人になった今でも、あなたの行動に制限を加えている…家族内で起きるさまざまな問題を解決する効果的な方法、NLP(Neuro‐Linguistic Programming)をやさしく紹介。 第1章 あなたの「現状」を探る;第2章 あなたの「望ましい状態」は?;第3章 望ましい状態をつくり出すためのコミュニケーション;第4章 NLPで望ましい状態をつくり出す;第5章 すべての行動には肯定的意図がある;第6章 エクセレントライフをつくり出す;付録 教育にNLPをいかす
Available at 29 libraries
黒川昭登,上田三枝子共著
朱鷺書房 1999.3
... 」という不登校への理解は間違っている。子どもに愛情を伝えることができれば、不登校は必ず回復するのだから。それは一時的な回り道ではあっても、決して人生の敗北ではない。では、なぜ愛情が伝わらないのか、どうすれば伝えられるのか。 第1章 不登校は君の責任ではない;第2章 学校へ行こうと思うと体の具合が悪くなる;第3章 君は学校が楽しかったか;第4章 不安、恐怖、恥ずかしさ;第5章 人間関係がうまくいかない;第6章 君は親に何でも話せるか;第7章 不登校は幼少期と関係がある;第8章 「母子関係」を親子で検討しよう;第9章 子どもにとって「愛情」の意義;第10章 不登校の子にどう ...
Available at 42 libraries
松橋有子, 御子柴明子著
北大路書房 1999.2
本書は、不登校を注目。実際に経験した症例を、HTPを中心に、家族画・自由画・箱庭も交えてご紹介します。子どもが、学校に行かなくなる原因としては、社会・学校・家庭・本人の問題が考えられますが、おもに家庭の問題をとりあげました。 第1章 小児科医と不登校;第2章 身体症状のあるケース;第3章 身体症状のないケース;第4章 コミュニケーション障害—吃音;第5章 強迫性障害;第6章 増え続ける不登校をくい止めるために
Available at 104 libraries
森岡正博編著 ; 柴谷篤弘 [ほか対談]
法藏館 1999.2
大きな文明のうねりが私たちの生命にもたらす新しい事態と、生命観の変容を、幅広い分野から徹底的に討議する。NHK未来潮流「生老病死の現在」のもとになった第一線6氏との対話。 洗脳としての科学文明;生命選択の技術と倫理;不登校と命の活性化をめぐって;ホスピスが支えるいのちの意味;老いと死を見直す視点;二重にプログラムされた死
Available at 162 libraries