シューベルト
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シューベルト
(朝日選書, 584)
朝日新聞社, 1997.9
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シューベルト
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参考文献目録: 巻末pi-vii
Description and Table of Contents
Description
愛をうたうと悲しみになり、悲しみをうたうと愛になる—19世紀初頭のウィーン。都市に生きる人びとの夢、おそれ、友愛、孤独をメロディに結晶させた早世の天才。『美しい水車屋の娘』『冬の旅』など珠玉の作品群に隠された魂の葛藤と救済を見つめた評伝。
Table of Contents
- 1 天国の門に通ずるところ—音楽の都ウィーンの肖像
- 2 神から音楽を学んだ少年—コンヴィクトの時代
- 3 ドイツ・リート誕生の日—「糸を紡ぐグレートヒェン」
- 4 ウィーンのボヘミアン—シューベルティアーデの仲間たち
- 5 会議は踊る—シューベルトとウィンナ・ワルツ
- 6 六百の心を持つ音楽家—メロディとはなにか
- 7 「ベートーヴェンの後でなにができるか」—『未完成』交響曲の意味
- 8 栄光を求めての苦闘—オペラと宗教音楽
- 9 「この人生を、このわたしを殺せ」—生涯の転機
- 10 青春と牧歌の終焉—『美しい水車屋の娘』の世界
- 11 沈黙の心象風景—『冬の旅』の世界
- 12 孤独のセラピスト—自己親和への道
- エピローグ 「これは生きつづけ、きみに生を与えてくれる」
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