万里集九
著者
書誌事項
万里集九
(人物叢書 / 日本歴史学会編集, [通巻215])
吉川弘文館, 1997.11
- : 新装版
- タイトル別名
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万里集九
- タイトル読み
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バンリ シュウキュウ
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注記
略年譜: p242-246
参考文献: p247
カバーに通巻215とあり
内容説明・目次
内容説明
万里集九。室町末期の臨済宗一山派の禅僧。五山文芸の後期に活躍した悲運の文人で、漢詩文集『梅花無尽蔵』を残す。近江に生まれ相国寺で修業、旺盛な文学活動を始めるが、応仁の乱で美濃に逃れ、還俗して妻帯し、荒廃した世相に堪えて文学に対する執心を堅持した。太田道灌の招きで江戸を訪ねるなど、幅広い足跡と波瀾に富む生涯を禅林文芸を交え活写する。
目次
- 誕生と出自
- 東福寺に入る
- 相国寺に修業す
- 応仁の乱を江左に避く
- 竜門寺に入る(禅源寺隣扉に仮寓す)
- 鵜沼に居を移す(還俗の前後)
- 南豊山承国寺
- 市隠老人との交友
- 講詩—『天下白』ほか
- 長男千里瑞翼の死〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より