技術官僚の政治参画 : 日本の科学技術行政の幕開き
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技術官僚の政治参画 : 日本の科学技術行政の幕開き
(中公新書, 1382)
中央公論社, 1997.10
- タイトル読み
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ギジュツ カンリョウ ノ セイジ サンカク : ニホン ノ カガク ギジュツ ギョウセイ ノ マクアキ
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注記
参考文献: p220-221
内容説明・目次
内容説明
日本が近代国家として出発したとき、行政を主導する立場にある法科系事務官に対し、技官・技師は脇役的な立場に置かれていた。そこで彼らは大正デモクラシー下に技術者運動を起こし、地位向上のための政治的動きを開始した。しかし彼らの国政への参画という夢が実現したのは、日中戦争下においてであった。戦後の科学技術行政は、戦前の残照と米国の指導下に再スタートするが、本書はそこに至る戦前技術官僚の思想と行動を追う。
目次
- 第1章 お雇い外国人に代わる日本人技術官僚の登場
- 第2章 第一次大戦後の工業国化と技術者たちの目覚め
- 第3章 大正デモクラシー下における技術者運動の横へのひろがり
- 第4章 新国土経営計画展開の中でのテクノクラシー思想
- 第5章 大陸経営へ向けての技術者動員
- 第6章 技術官僚が政治的飛躍を遂げた科学技術新体制
- 第7章 戦後日本における科学技術行政の再建
- 結語 科学技術の独創性・創造性のこと
「BOOKデータベース」 より