育児の国際比較 : 子どもと社会と親たち
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育児の国際比較 : 子どもと社会と親たち
(NHKブックス, 808)
日本放送出版協会, 1997.10
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イクジ ノ コクサイ ヒカク : コドモ ト シャカイ ト オヤ タチ
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参考文献: p235-243
Description and Table of Contents
Description
赤ちゃんを持った喜びと、育児への不安にゆれる親たち。少子化時代といわれ、出産と子育てへの関心が高まっている。新しく親になった人たちは、あふれる育児情報のなかで模索している。母乳がよいのか、人工栄養の利点は何か。離乳食はいつ始めればよいか。添い寝をしたりおんぶすることは、スキンシップの第一歩なのか。子どもを育てる親たちが出会うさまざまな疑問に、育児書はどう答えているのか。育児書が助言する子育ての方法は、何を目的としたものなのか。本書は、日・米・英・仏・中の育児書を比較分析し、子どもと親たちを取りまく“文化”の差異やその背景となる“社会”と“時代”をとらえ、個人的問題としてではなく、社会的行為としての子育てを考える。
Table of Contents
- はじめに 子どもは「社会への窓」
- 序章 育児観の国際比較
- 第1章 人生のはじまり
- 第2章 子どもを取りまく社会
- 第3章 アメリカの育児書の社会的背景
- 第4章 フランスの育児書とその社会
- 第5章 現代中国の初期人間形成—子育ての実態と育児書の意図
- 終章 育児書の国際比較から見えるもの
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