政治と女性
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政治と女性
(日本女性史論集 / 総合女性史研究会編, 2)
吉川弘文館, 1997.11
- タイトル読み
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セイジ ト ジョセイ
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注記
主要参考文献: p368-370
収録内容
- 女性と国家・機構
- キサキの宮の存在形態について / 三崎裕子 [執筆]
- 桓武朝と後宮 : 女性授位による一考察 / 西野悠紀子 [執筆]
- 今川氏親後室寿桂尼発給の文書について / 久保田昌希 [執筆]
- 江戸幕府女中分限帳について / 松尾美恵子 [執筆]
- 明治国家における女権論と天職論 / 大木基子 [執筆]
- 人物からみた女性と政治
- 古墳時代前期における女性の地位 / 今井尭 [執筆]
- 卿二位と尼二位 : 女人入眼 / 五味文彦 [執筆]
- 「女性地頭」次郎法師 / 小和田哲男 [執筆]
- 女庄屋「お千」をめぐって : 近世前期備中真鍋島の「庄屋」 / 定兼学 [執筆]
- 明治女性運動史の一齣 : 福田英子と『世界婦人』 / 村田静子 [執筆]
- 女性と政治社会
- 王権の中の女性 / 野村育世 [執筆]
- 幕藩制国家の政治構造と女性 : 成立期を中心に / 長野ひろ子 [執筆]
- 婦人解放史における民主主義の課題 : 治安警察法修正運動の意義によせて / 米田佐代子 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
従来の日本史研究では、政治と女性の関わりに言及した論考は少なく、その場合も個人的・例外的なこととして片付けられがちであった。近年の女性史研究は、このような見方を批判し、政治主体としての女性を正当に評価して、その時代の政治・社会構造のなかに位置づけることを主張してきた。本書は、政治と女性との関係を再考する論文を収録する。
目次
- 1 女性と国家・機構(キサキの宮の存在形態について;桓武朝と後宮 ほか)
- 2 人物からみた女性と政治(古墳時代前期における女性の地位;卿二位と尼二位 ほか)
- 3 女性と政治社会(王権の中の女性;幕藩制国家の政治構造と女性;婦人解放史における民主主義の課題)
「BOOKデータベース」 より